ダイエットのために食事の時間や栄養バランスに注目
ダイエットには、さまざまなストレスや悩みごとなどが付きまとうものです。特別なことをしようとすると無理が生じてトラブルが起きやすくなってしまいますので、食事の内容を変えるなど簡単なところから始めてみるのはいかがでしょうか。
食事に関するダイエットで手軽に行えるのは食事制限です。
ダイエットに効果的な食事制限は、単純に食べる量を減らすのではなく、食事の時間や栄養バランスにこだわります。
食事の量を減らすと基礎代謝が低下して、エネルギー消費が非効率になってしまう可能性がありますので、量よりも食べ方や食事の質に注目した方がダイエットには有効です。
食事制限のよるダイエットは、朝によく食べて夜にはあまり食べないようにすることで、エネルギーの蓄積を抑制できます。
夜間は、食べたものがエネルギーになりやすく、昼間よりも活動が少なくなってエネルギーの消費量が減る時間帯です。夜間に大量の食事をしていると肥満の原因となります。
ダイエット中に積極的に摂るべき栄養素は、筋肉の材料となるタンパク質や健康な体の維持に欠かせないビタミンとミネラルなどです。
これらの栄養素は、代謝能力を向上させて痩せやすく太りにくい体を作るために必要となります。エネルギーとして蓄えられる炭水化物や脂質の摂取は、少量に抑えましょう。
ダイエットには鍋やスープなどのメニューがおすすめ
ダイエットに効果的な食事のメニューとしておすすめなのは、具だくさんで栄養価が高い鍋やスープです。
野菜をたくさん食べれて満腹感も得られる鍋やスープは、ビタミンや食物繊維、ミネラルなどの栄養を摂取するのに最適です。
反対にダイエットに不向きなメニューは、揚げ物などの脂っこい食べ物や砂糖などの単糖類を多く含む食品です。
肉や魚、大豆製品といったタンパク質を豊富に含んだ食材も使いやすく、野菜とタンパク質を中心にした食事になりやすいといった利点もあります。
鍋のしめに麺やご飯を入れるのは炭水化物の摂りすぎになるので我慢しましょう。
鍋やスープにはさまざまなバリュエーションがあるため、毎日食べていても飽きがきません。ひとつ注意が必要なのは塩分の摂りすぎです。
塩分を摂りすぎてしまうと、むくみが生じて一時的に体重が増加したり、太って見えてしまいますので、利尿作用のあるカリウムなどが豊富な食べ物をプラスして食べましょう。
どんなにダイエットに適したメニューでも、食べ過ぎは肥満に繋がる可能性があるため避けてください。
食事のメニューや量に気をつけていれば、運動などで積極的にカロリーを消費しなくても基礎代謝によって痩せることが可能です。
運動が得意ではない方は、食事によるダイエットを実践してみてはいかがでしょうか。
ダイエットは食事によるカロリーコントロールが重要
ダイエットにおいて、最も意識しなければならないのはカロリーコントロールです。消費するカロリーよりも摂取したカロリーの方が多い状態が続けば、痩せることはできず太ってしまいます。
カロリーは体を動かすために重要なものですが、過剰に摂取していると脂肪として蓄積されていきます。
食事で摂取するカロリーの目安は、年齢やライフスタイル、体の大きさなどによって異なります。摂取カロリーを管理するためには、自分の1日の消費カロリーがどのくらいなのか知っておく必要があります。
消費した分を超えないようにカロリーを摂取していれば、余計な脂肪の蓄積を防げます。
男性の場合、1日のエネルギー消費量は運動をしない方で1600kcal、運動している方で3150kcal程度といわれています。
女性の場合は男性よりも消費カロリーが少なくて、あまり運動をしない方は1350kcal、運動をしている方は2550kcalくらいです。
最低限のカロリー摂取は、日常生活において絶対に必要です。万が一食べ過ぎてしまった際には、積極的に体を動かしてカロリーを消費しましょう。
カロリー消費におすすめなのは、筋トレや有酸素運動です。1日の活動量が多いほどエネルギーの消費量は大きくなります。
